お見合い大作戦「お見合い相手との再会と急な結婚」

またもや振り出しに戻ってしまいましたが、私は婚活を始めた頃とは違っていました。
清々しい気持ちになっており、「新たな出会いのチャンスを掴んだのだ」というポジティブな考え方が出来るようになっていました。

じっくりと色々な方の釣書を読みましたが、2週間ほどはこれといった方には恵まれませんでした。
その間に不思議なことが起こりました。
結婚相談所に登録して6人目にお見合いをした男性と、意外な所でバッタリと出くわしました。
気分転換にカフェで読書をしようと思い、20代の頃によく通っていたカフェに久々に訪れてみました。
都会なのに緑が眩しいという心落ち着くカフェです。

読書に夢中になって1時間ほど経った頃に、突然肩をポンポンと叩かれました。
何だろうと思ったら、あの時の彼でした。
気まずい終わり方をしていたので、私は思考回路がストップしてしまいました。
でも、彼は躊躇することなく「お久しぶりです。再会するとは驚きです!その後はどうですか?」と話しかけてきました。
彼の中では完全にあの日のことは過去になっているみたいだったので、私も気にすることはないかなと思って話を始めました。
気付けば彼と対面で話しており、その日は夕飯までご馳走になってしまいました。

あの時は「人の気持ちが分からない人だ」と怒りの気持ちで一杯でしたが、話してみると非常に話しやすい人でした。
彼もまだ婚活を続けていて、なかなか結婚相手には恵まれない感じでした。
ずっと同じ結婚相談所で活動をしていて、100人近くとお見合いを進めて来たそうです。

お見合いのルールとしては、一度お断りをした相手とは連絡も取ってはいけないということになっていました。
しかし、これはなんだか運命の再会のように思えてしまいました。
翌日に仲人に連絡をし、再会をしたことを伝えました。
また、「今だったら彼の気持ちに寄り添えそうな気もする」と話してみました。

仲人はすぐに動いてくださり、再び彼と私のお見合いをセッティングしてくれました。
彼も楽しいと感じてくれていたのか、私たちは二度目のお見合いをすることになりました。
既にお見合いという感じではありませんでしたが、すぐに交際に発展していきました。

私はのんびり歩み寄っていけたらいいなと考えていたら、彼に海外転勤の話が持ち上がりました。
「一緒に着いて来てほしい。結婚してください」とプロポーズをされたのが、再会から3週間後のことでした。
私たちは急いで籍を入れ、彼の海外転勤に着いて行くことになりました。
こんな感じで、私の約1年間に及ぶ婚活は幕を閉じました。